キヨクタノシク

SHARK 2ndSeasonのエキストラに参加した感想を残しておきたくて勢いのまま開設したこのブログ。ずっと下書きに眠っていたこの中途半端極まりない記事を約3ヶ月ぶりに呼び覚ましてみたら、ちゃんと最後まで書き切らずにここまで放置していたことをとても後悔した。

その時感じたことは未来の自分のためにその時の温度で記しておくべきだ、と。

                           

こんな中途半端な記事を公開するのもどうかと思ったけど、まあ、わたしらしいのでちょっと手直しした程度で公開しちゃう~~~(笑)

 

17歳の誕生日を目の前にして、強行突破!!!

 

 

 

 

 

 

 

4月22日、まだ肌寒い朝の8時過ぎ。

入場前に約150人中30人ほどだけに配られたクラファイのTシャツ。(もちろん有翔たちの顔プリントのアレ)

興奮したままそれに着替えて、どきどき、わくわく、緊張で口から心臓が飛び出るとはまさにこのこと!と言わんばかりの胸の高鳴りを感じていると、サッと舞台袖から現れた、あべあらんくん。

 

 

SZ名古屋にも大阪にも行ってないから、もちろん金髪のあらんくんに会うのははじめて!

思えばPZ IN NISSAYから会っていなかったので約3か月ぶりのあらんくん!!

なんだか不思議な気分だったなあ。

久しぶりに現場であらんくんを見たのに、「このひとの顔、すっごく知ってる!!」っていう感覚に陥ってますますよくわからないテンションに(笑)

すっごく知ってる顔だけど、一瞬たりとも目が離せない、釘づけとはまさにこのこと。

 

 

信じられないほどかっこよくて、絶句。とにかく、ひたすら、かっこいい。

 

始まって割とすぐに、≪キヨクタノシク≫のLIVEシーンの撮影をしたんだけど。

あの顕嵐くんが、佐藤有翔になる瞬間を、目撃したの。

必ずある、切り替わる瞬間。スイッチ。

本人が自覚してるかは、わからないけど。(たぶん無意識)

 

本番だろうと、リハだろうと、有翔になるときは、目が変わる。眼つきが。目の色が。

その瞬間、引き込まれるように有翔に夢中になる。はじめからわたしは佐藤有翔のファンだったかのように。なんて幸せな時間だったのだろう。

 

ほんとに、ほんとに、あの場所にいられたことが、幸せだった。

あらんくんが今、全力でいる場所だったから。それをこの目で、見ることができたから。

 

いつものステージやTVでは絶対に見られないあらんくんの姿が、顔が、そこにはあった。

 

「この人を好きになって、ファンになって、本当に良かった」って、今までだって何度も何度も、飽きるほどに思ってきた。

それでも、今まで感じたことのないくらいの想いが心の底から湧いてきたんだ。

 

少し顔をしかめながら何度か咳払いをし、水を飲みながら撮影に臨んでいたあらんくん。

 

自分を昂らせるためか、当初のマイクの音量をより上げてほしいと申し出る。

都合上、それ以上上げることはできなかったみたいだけど、そんな真剣な姿を見ることができてとても嬉しかった。

真摯に有翔という役と向き合っていて、最高のものを作りたい、期待に応えたいと思っていることが伝わってきて、それを肌で感じることができて、こんな場面に立ち会うことができる幸せを何度も何度も噛みしめていた。

 

小さなライブハウスのステージだけど、その舞台の真ん中に立って、ライトが当たり、カメラが回り、音が鳴る。

その瞬間に、阿部顕嵐は佐藤有翔になる。

そこに立つ人は、紛れもなくだいすきなあらんくん、その人なのに、とても遠く感じた。こんなに近いのにすごく遠いように感じる、目には見えない大きくて厚い壁があった。

あれは、佐藤有翔の放つオーラだったのかな。

 

ドラマの撮影ではあるけれど、あの空間は、ナマモノだった。

何度も何度も繰り返し撮り続ける中でも、一切手を抜かない、まさに"全身全霊"のライブパフォーマンスだった。

 

マイクを持つことのできる機会が少ないJr.でいながら、あんな堂々たるボーカル姿を見せられるのは、生まれ持ったスター性なのか、努力の賜物なのか……

たぶん、どちらも。

 

LIVEシーンの撮影ではずっと音源が流れているから、特に歌わなくてはならないものでもなかったと思う。

でもさっき書いたように、自分を昂らせるためなのか、マイクを生かしてもらって(さらには音量を上げてほしいと頼むくらいに)全部の歌唱部分を歌っていた。全力で。

その生歌が、本当に素晴らしかった。何度思い出しても心臓がきゅ~~~~っとなるほどに。

全身にあらんくんの歌声が隙間なく染みわたっていく、幸せ。

 

つい先日、

「今年中にあらんくんの歌声が聴けたらいいなあ」

なんて思っていた願いがこんなにすぐに叶うなんて。しかも生の歌声で。目の前で。

またひとつ夢が叶ったよ。

 

もしかしたら、これから願っていたかもしれない思いも、すでに叶っているのかもしれない。

それほどいっぺんに、抱えきれないほどのしあわせがやってきた。

 

どんな小さな願いや想いも、取りこぼさず、ひとつひとつ叶えてくれるあらんくんがくれる幸せを、わたしだってひとつも逃すことなく抱きしめていたい。ずっと。ず~~~っと。

 

 

撮影の合間も、ちょくちょくキヨクタノシクやNo way outを口ずさんだり、練習したりしていて、時にはReflectionも口ずさんでいて、

 

「この人は今、SHARKの世界に生きているんだ」と感じた。

 

突然YUIのCHERRYのサビを歌い始めたときは、完全にあらんちゃんだったけど(笑)

 

 

No way outはキヨクタノシクよりもロックでアップテンポなガツガツした感じの曲だったけど、聴けば聴くほど惹きこまれていく曲だった。

この曲こそ、阿部顕嵐ではなく、佐藤有翔だと感じた曲。

歌も振る舞いも煽りも、力強くて、まっすぐで真剣で。演技じゃない、リアルな有翔がそこにいた。

有翔の歌っている姿に、ただただ夢中になり、煽られては何度も何度も跳んだ。叫んだ。

熱狂するって、こういうことなんだ。

 

最後の方に行われた、クラファイが罵声と「帰れ!」コールを浴びせられてる中、有翔が魂の叫びをするシーン。

あんな風にあらんくんが叫ぶ姿はもちろん見たことがなかったし、想像もできないくらいだったから、とてもびっくりした。あらんくんこんなこともできるんだって。

普段、すごく声が小さくて、自分から言葉を発することが少ないイメージのあらんくんからは想像もつかない、迫真の演技だった。

 

「もっともっと来いよ!!!!誰がなんと言おうと、今のクラファイが最高なんだよ!!!!!!!!!」

 

息を切らしながら、振り返って、また前を向くと始まるNo way outが本当にかっこよくて。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

という救いようもないくらい中途半端なところで綴り果てていて、このままだとどうしようもないから続きを…とも思ってみたけど、この撮影時の感情とこのシーンの放送を見終えた今ではズレが生じてしまって純粋にこの時の気持ちを書き表せられないので、無理にきれいにまとめずこのまま止めておくことにした。

今後の戒めとしても(笑)(笑)

 

 

 

 

セクボクリエも始まっていない、SHARKも1話が放送された直後くらいの、もちろんこのすぐ先にドラマ主演という世界が待っているなんてまだ1㎜も知らない時の感想を「今」読むってなかなかエモかった。

 

 

 

短いあらん担人生の中で、このライブシーン撮影に参加できたことはとてもとても大きく意味のあるもので、この先もきっと幾度となく思い出すんだろうなあ、と思うほど特別な現場だった。(参加できた2回とも)

 

MyojoのJr.20人が語る入所秘話の質問で「今までで一番記憶に残っている仕事は?」の問いに「SHARKのライブシーン!」と答えている一文を読んだときはなんだかとても嬉しかった。

 

これから先もそんな素敵なお仕事があらんくんの元へたくさん舞い降りてきますように。

 

 

キヨクタノシク、お仕事できますように。